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演奏中に止まる!を解決する方法を伝授

こんにちは!ピアノを弾いている皆さん、このような経験はありませんか?

「どうしていつも途中で止まってしまうんだろう?」  

「楽譜の次の段に進むと止まる…」  

「手の位置が変わるたびに引っかかってしまう…」

今回は、「難しくて弾けない」以外の原因で演奏中に止まってしまう問題を解決する!

3つのシンプルな練習方法をご紹介します。

なぜ演奏中に止まってしまうのか?

演奏中に止まってしまう原因はいくつかありますが、特に多いのが以下の2つです。

  1. 手の位置が変わるたびに止まってしまう
  2. 楽譜の段が次に行くたびに止まってしまう

これらの問題は、実は非常にシンプルな練習方法で解決できます。

両手でスラスラ弾くための3つの練習法

1. 片手ずつ「止まらずに」弾けるまで徹底的に練習する

両手で弾けない箇所は、大抵の場合、片手で弾いても止まってしまうことが多いです。そのため、まず最初にやるべきことは、右手なら右手だけ左手なら左手だけを、最初から最後まで止まらずに弾けるようになるまで練習することです。

この「片手ずつ」の練習こそが、両手でスムーズに弾くための非常に重要なポイントになります。なぜなら、両手で練習していると、なぜ止まるのか原因を探すのが非常に難しいからです。

片手だけの練習にすると、作業量が減り、どこで間違えているのか、どこが弾けていないのか、原因を簡単に見つけ出すことができます。

2. 片手ずつ「メトロノームを使って」練習する

片手でスラスラ弾けるようになったら、次にメトロノームを使って片手ずつ弾く練習を取り入れてみてください。

「もうスラスラ弾けるようになったから大丈夫」と思っても、実際には途中で止まっていたり、極端にゆっくりになってしまったりすることがあります。

メトロノームを使うことで、自分がきちんと同じ速さで最後までスラスラ弾けているかを確認できます。

でも、実際はここで上手くいかないと挫折してしまいがちです。でも諦めずに頑張って!

メトロノームを使う際の大切なポイントは以下の通りです。

  • 拍子を意識する: 例えば3拍子なら「1、2、3、1、2、3」と、常に次の小節の1拍目へ向かう推進力を意識します。これは音楽が常に先に進んでいるからです。
  • ゆっくりなテンポから始める: 最初から理想のテンポで始めるのではなく、自分が「音を耳で聞く」「メトロノームの音も一緒に聞く」「かつ拍への意識を感じながら弾く」という3つのことを同時にできるテンポ設定から始めましょう。
  • 少しずつテンポを上げていく: ゆっくりなテンポでできるようになったら、徐々にテンポを上げて、最終的に自分が理想とするテンポでの演奏を目指します。

このメトロノームを使った片手練習は、自分がテンポと合っていないという認識を初めて持つことで、意外と多くの気づきを得られます。

テンポがわからない場合は、ピアノの先生に聞いておくといいですよ!

3. 片手での問題を「完全に解消してから」両手練習に移る

片手ずつの練習で、止まる原因や間違える原因を徹底的に見つけ出し、解消してから両手での練習に移ることが極めて重要です。

例えば、手のポジショニングの移動がスムーズにできていないことが原因で止まる場合、片手練習中にその原因を特定し、解決することができます。

両手で「なぜだ、なぜだ」とイライラしながら練習を続けるよりも、片手ずつ原因を突き止めてから両手で合わせる方が、結果的に両手で止まらずに弾けるようになるための意外な近道となります。

この作業って意外とめんどくさいんですが、少しずつ頑張ってみましょう!

まとめ

ピアノ演奏中に止まってしまうという悩みは多くの人が抱えていますが、その原因の多くは、今回ご紹介した「片手練習の徹底」と「メトロノームの活用」で解決できます。

地道な練習に思えるかもしれませんが😅

ぜひ根気強く、少しずつでも続けてみてください。

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