ショパンコンクールの魅力に染まったワルシャワ観光ガイド
今回のブログは、2回に渡りショパンコンクールについて解説しましたが、開催地であるポーランド・ワルシャワがとても魅力のある街なので皆様に紹介したいと思います!
その前に、ショパンコンクールの記事を読んでない方は⇩も併せて読んでみて下さい。
ショパンコンクール①⇨コンクール記事
ショパンコンクール②⇨コンクール記事
ショパンコンクール開催地
1927年に始まり、5年ごとに開催される「ショパン国際ピアノコンクール」は、🇵🇱ポーランドのワルシャワで行われています!
格式高い「ワルシャワ・フィルハーモニーホール」で行われます。このホールは第二次世界大戦で一度破壊されたものの、その後見事に復活を遂げ、現在も音楽の中心地として愛されています。ショパンコンクール期間以外でも、多彩なコンサートやイベントが開催されています。

首都ワルシャワは、ポーランドのほぼ中央に位置しており、国内の交通網が集中する拠点でもあります。東欧の文化と歴史を感じることができる美しい都市です。
ワルシャワの魅力
ワルシャワには音楽と歴史のほか、訪れる価値のある観光スポットが点在しています
- ワルシャワ旧市街 ユネスコ世界遺産に登録され、美しい広場や歴史的な建物が並ぶエリア。
- ワジェンキ公園 緑あふれる広大な公園で、春から秋にはショパン像の前で無料コンサートが開催されます。
- 科学文化宮殿 スターリン様式が特徴の建物で、ワルシャワのランドマークのひとつ。展望台からは市内を一望でき、夜の景色も美しいです。
- ショパン博物館 公式HPオストログスキ宮殿内にあり、ショパンの生涯と音楽を深く体感できる場所。展示品には、実際にショパンが弾いたピアノや自筆の手紙、楽譜が含まれています。
- 所在地: ワルシャワ中央駅から徒歩約25分。
- 入場情報: 営業時間は火曜~日曜の11:00~20:00(月曜休館)

ワルシャワの歴史
ワルシャワは、ポーランドの首都として長い歴史を誇る都市です。
- 中世の始まり 小さな村として始まったワルシャワ
- ポーランド・リトアニア共和国の首都へ 1596年、首都がクラクフからワルシャワに移され、政治と文化の中心地として発展を遂げました。
- 第二次世界大戦中の被害 ワルシャワはナチス・ドイツによる占領下で甚大な被害を受けました。特に1944年のワルシャワ蜂起では、街の85%以上が破壊されるという悲劇を経験しました。
- 戦後の復興と再建 戦後、市民の努力により街は見事に復興され、旧市街はユネスコ世界遺産として登録されるほど美しく再建されました。
🧁グルメ情報
ワルシャワの食文化も魅力的です。グルメスポットや料理をいくつかご紹介します。
- ピエロギ: ポーランド風餃子。
- ジュレク: ライ麦を発酵させたスープ。
- ビゴス: キャベツと肉を煮込んだ伝統的な料理。
- ポンチュキ: ジャム入りの甘いドーナツ。
- ポーランド風チーズケーキ(Sernik): 濃厚でクリーミーな味わいが特徴。
- Wedelのカフェ: ポーランドを代表するチョコレートブランドで、ホットチョコレートは絶品です。wedel公式

ワルシャワ市街地にはおしゃれなカフェがたくさんあるので是非、TeaTimeを楽しみたいですね!

ショパンコンクールの開催地、国立フィルハーモニーホールから徒歩10分ほどの場所にある新世界通り(Nowy Świat)は、観光客が集まる飲食店が並ぶショッピング街です。この付近にはポーランドの老舗カフェやポンチュキ(揚げドーナツ)屋さんがいくつもあります。また、フミエルナ(Chmielna)通りにもカフェやレストランがたくさんあります。

日本からの行き方✈️
直行便: LOTポーランド航空が成田空港からワルシャワへの直行便を提供しており、所要時間は約11時間35分です。到着後は電車やバスで市内に簡単にアクセスできます。

乗り継ぎ便: ANAやJALを利用してフランクフルトやウィーンなどの主要都市まで移動し、その後LCCの「Wizz Air」や「Ryanair」でワルシャワへ。フライト時間は約1~2時間です。
✈️乗り継ぎ便がLCCの場合は荷物の条件に注意して下さい!*加算料金等の確認が必要です!!
🚃オーストリアから鉄道を利用して移動する手段もありますが約8〜9時間程度かかります。
交通事情
市内の移動には地下鉄、バス、トラムが便利で、観光客にも使いやすいシステムが整っています。

気候と治安
四季があり、春と秋が観光に最適な季節。ワルシャワは比較的治安が良いですが、スリや置き引きにはくれぐれも注意して下さい。夜間は配車サービスの利用が安心です。
まとめ
ショパンの音楽が響き渡るワルシャワは、歴史、文化、美食、そして音楽が交差する魅力的な都市なのがわかりますよね!