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音大ピアノ科卒業生のその後

10年、20年、30年後もピアノを弾いているのか?

最近は、音楽大学を卒業しても・・・とか。仕事がないなどのマイナスなイメージを言われがちですが、音楽大学のピアノ科を卒業した人々は、どのような道を歩み、その後もピアノを弾き続けているのでしょうか?この疑問を解明するために、ピアノ科卒業生へのアンケート調査を実施し、データを分析しました。

10年後:演奏活動の継続と多様なキャリア

卒業から10年が経過した世代のうち、約75%が何らかの形でピアノを弾き続けています。
コンサートピアニストや伴奏者として活動する人々がいる一方、音楽教室や学校の先生として教育に携わる人々も多いです。また、作曲や編曲を通じて音楽業界で活躍する人々もいます。

この時期は、若い情熱とエネルギーに満ちており、地域の文化イベントに積極的に関わるケースも見られます。音楽以外の職業を選んだ人でも、副業や趣味としてピアノを活かしている例もあります。ピアノから離れたキャリアを選んだ人々の多くは、アートマネジメントや楽器販売、音楽療法など音楽関連の仕事に携わっていました。

20年後:継続する人と変化する道

卒業から20年後には、ピアノ演奏を続けている卒業生の割合は約50%に減少しました。
音楽活動を本業としている人は約30%で、趣味としてピアノを楽しむ人々が約20%を占めています。

家庭や仕事の優先順位が変化する中で、ピアノ演奏から離れる人も多いですが、それでも演奏家として活動を続ける少数の卒業生もいます。そして最近は、動画配信など音楽を続ける手段も多様化しているようです!

音楽をしてきた人は瞬間決断力に優れている傾向にある為、様々な場面でその力を発揮できそうですね。

30年後

卒業から30年後には、ピアノを弾き続けている卒業生の割合は約35%まで減少しました。
音楽教室を経営する人やアマチュアピアニストとして活動する人が目立ちます。また、定年後に再びピアノを始める卒業生も少なくありません。

この年代になると、ピアノは「仕事」ではなく「人生の楽しみ」の一部として位置づけられる傾向があるようです。

年齢関係なく、ピアノを楽しむ生活に憧れます!

結論

音楽大学ピアノ科卒業生のキャリアは非常に多様です。必ずしもピアノを職業として続けるわけではありませんが、音楽を愛し、形を変えながらピアノを弾き続ける人は多いです。音楽大学での学びがその後の人生に大きな影響を与えているのはよくわかりますね。その影響は人生のさまざまな場面に表れており、音楽が人生に与える力強いインパクトを感じることができます。

今はSNSなど便利な時代なので、音楽の楽しみ方も色々探ってみると良いかもしれません🌟

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YouTubeでは航空会社の機内音楽を中心にピアノ演奏とフライト動画を楽しめるBGMを配信しています!このブログでは空のこと、音楽のこと、ピアノのことを情報発信します。